第61回 愛知県河川整備計画流域員会 議事要旨
<石川水系A>
日時:
平成29年8月28日(月) 14時45分〜15時45分
場所:
愛知県庁6階正庁


議  題
石川水系A
○流域及び河川の概要
○計画規模と計画高水流量の検討
○河川整備計画の方向性
質  疑
  ○計画降雨について
  【委員質問】
 近傍の半田観測所を使わず、なぜ名古屋地域を使うのか。
  【事務局回答】
 半田の観測所はSLSCという指標で0.04よりも大きく、統計的な信頼度が低いため、名古屋地域を使った。
  ○利水について
  【委員質問】
 利水の現状で、水道用水の水源は長良川と書かれている。他のページでは木曽川となっている。一方は長良川で一方は木曽川というのは理解しにくい。
  【事務局回答】
 知多半島においては東海市、大府市及び東浦町の一部が木曽川から取水している。今回対象の半田、常滑、武豊は長良川の河口堰より取水しているので、ここで修正をさせていただく。
  ○環境について
  【委員質問】
 ニホンウナギは昔はいたが今は絶滅ぎりぎりの状態のような川だった。整備目標にはすてきな文言が並んでいる。本当に実現できるのか。
 厳しいかもしれないが、ここはそれを求めないとか、そうではないものを求めるのか、ある種をターゲットにして、それまでは生き残れるような川にするのかというように明記したほうが計画としては素直だと思う。どの景観、河川整備計画も環境のところは、みんなこのように書かれている。
  【事務局回答】
 例えばニホンウナギでは、下流部と中流部で確認されているが、個体数が少なく、ターゲットを具体的に絞り切れるような段階ではないと今の時点は考えている。
  ○流下能力の評価について
  【委員質問】
 現況流下能力で余裕高評価を行う場合と、堤防満杯で評価を行っている場合がある。河川に応じてどちらで評価するという基準はあるのか。
  【事務局回答】
 明文化した形はないがまずは掘込みか有堤かというところは着眼点として持っている。
 基本としては、掘込みのところについても本来であればこの余裕高評価をすべきとは思うが、一部このように堤防高評価を採用して判断している場合がある。
 今日、ご指摘がありましたので、ほかの事例等も確認し、考え方を整理させていただきたいと思う。
  ○流下能力評価のグラフについて
  【委員質問】
 先ほどの質問に関連しますが、どこの計画を見ても流下能力のグラフは見なれていない人間にとっては何がオーケーなのか、何がアウトなのか非常にわかりにくい。このグラフの読み方をどこかで解説されるとか、そういうことをしていただけると非常にありがたいと思う。
  【事務局回答】
 わかりました。改善させていただきたいと思う。
  ○流域内のため池について
  【委員質問】
 この川はため池が多いが、流水解析など、ため池をある程度水位管理するのかというようなことは議論の中には上がってこないのか。
  【事務局回答】
 知多半島については非常にため池が多く、石川の最上流で言うと長成池だとか、浅水川の上だと鹿狩池だとか、いろんなため池がある。
 ため池については治水効果を計画にも見込めるものは見込みたいところではあるが、どのようなケースであれば見込めるか見込めないかの整理を今、検討しているところである。今の計算では、計画には見込んでいないような状況である。
  ○アンケートについて
  【委員質問】
 アンケートを実施されると思うが、この流域は武豊町、半田市、それから常滑となっている。浸水領域というのは、過去の浸水被害を見ると武豊町が多く、石川の右岸流域に広がっている。
 アンケートをされるときに結果を、武豊町と、それから半田市の住民のところで分けてデータを出していただくと、地域住民の意識がよくわかると思う。
  【事務局回答】
 地区別に集計できるようにアンケートを実施する。
  【委員質問】
 アンケート案ができたら各委員に送付し、ご意見を聞くことをしていただきたい。
  【事務局回答】
 案ができたら委員の方々にメール等により、ご意見を聞く機会をつくりたい。
  ○植生について
  【委員質問】
 植生について質問だが、コンクリート護岸にされている。今後、改修するときに復元する可能性があるのか、もしくは壊す前のもので残っているものがあれば、それを移植して保全していこうとか、そういう方向性を持ってほしい。
 既にコンクリートにしたからその後のことを考えればいいと思いがちだが、今ならまだ周りに残っている可能性もあるので、それをどう戻していくかということを考えてほしい。コンクリートにする前の植生とか、周辺の護岸の植生を考えてほしい。
  【事務局回答】
 今回の整備計画策定にあたって、現在の河川環境について調査を実施し、植生などをまとめているので検討させていただく。
― 了 ―