第51回 愛知県河川整備計画流域員会 議事要旨
<日光川流域(変更)>
日時:
平成27年2月2日(月) 13時30分〜14時20分
場所:
愛知県海部総合庁舎2階 201会議室


1. 開  会
2. 主催者挨拶
3. 委員長挨拶
4. 議  題
日光川流域(変更)
○河川整備計画の変更
5. 質  疑
  【2号放水路のルート変更について】
  (委員質問)
 アンケートの自由意見に、木曽川の水位によっては、ポンプ排水できないのではという意見があるが、木曽川の水位はどのような条件を想定しているのか。
  (事務局回答)
 基本的には、木曽川の洪水到達時間は日光川に比べて長いため、洪水のピークは重ならないという想定で計画しているが、万が一、重なった場合には、これまでの例では、木曽川の水位が水防団出動水位に達した時点で排水を停止することを木曽川の管理者である国と取り決めており、その水位までは計画量が排水できるよう計画している。
  (委員質問)
 放水路が有る場合と無い場合で、浸水面積がどの程度違うのか示すと分かりやすい。
 また、放水路のルート変更によって、治水効果に差が無いということをしっかり示すとよい。
  (事務局回答)
 放水路の位置によって効果にほとんど差はありません。表現を分かりやすくします。
  (委員質問)
 日光川の水質はBODを見ると年々きれいになってきている。下水処理された水は、日光川に入っているか。
  (事務局回答)
 一宮市では、流域下水道や単独公共下水道で下水処理を行っているが、野府川沿いには処理場はなく、処理水の放流はもう少し下流である。
  (委員質問)
 実施中の事業である防災道路(堤防道路)について、堤防を活用して移動できることにどのような意味があるのか。ネットワークになっているということか。
  (事務局回答)
 低平地であり浸水が長期化する経験から、TP3.0mという高さを確保している堤防を活用して、緊急輸送用道路および減災活動を行うためのルートとして整備を進めている。他の道路とのネットワークに関する課題はあるが、まずは、日光川の右岸堤防に沿って南北の柱として、整備を進めている段階である。
  (委員質問)
 野府川の追加改修費7億円はB/Cに含まれるのか。また、整備計画における暫定改修の位置付けはどのようか。
  (事務局回答)
 追加改修費7億円は、B/Cに含まれます。
 日光川の河道掘削が上流まで進まないことには野府川の河床掘削ができないが、2号放水路の効果をより発揮するため、野府川の掘削をせず、まず川幅のみを広げる整備を暫定改修と表現している。
  【耐震対策について】
  (委員質問)
 耐震対策に伴う事業費は提示されたB/Cに含まれているのか。また、整備計画を変更するかどうかの基準があるのか。
  (事務局回答)
 今回示したB/Cの中に、耐震対策費用は入っていない。地震・津波により想定される被害と工事費は算定しているが、地震に関する確率処理の方法が定まっていないのが現状である。
 また、河川整備計画の変更には、厳密なルールはなく、事業を行う上で説明責任を果たせないと判断した場合等には、変更していく。
  (委員質問)
 B/Cが算出できなくとも、今後の事業の評価のため、どれくらいの地震・津波対策費用を整備計画に見込んでいるかは示す必要があると思う。
  (事務局回答)
 整備計画資料で、耐震対策の費用・効果を何かの形で表現したいと考えている。
  (委員質問)
 耐震対策については、他の河川改修と違い、整備区間などの具体的な記述がないが、この状態で整備計画を変更するということか。
  (事務局回答)
 段階的にきちんと明らかにしていくものと考えているが、今の段階では、この表現で進めたいと考えている。まずは、耐震対策を行うということを、今回の計画で位置付けたという段階である。
  (委員質問)
 地震・津波対策については、まだ住民意見を聴く段階ではないということか。
  (事務局回答)
 そのとおりである。
  (委員質問)
 洪水対策については、B/Cや具体的な工事内容、効果、区間等を明らかにするのに、地震・津波対策は明確でない。今後、どのようにして河川事業として評価をするかを含めて、手順を整理する必要があるのではないか。
  (事務局回答)
 地震・津波対策についてもきちんと整備計画に位置付けて進めることがよいとは考えている。事務局の今後の課題とさせて頂きたい。
  (委員質問)
 津波を防ぐ堤防の耐震対策は分かるが、排水機場の耐震対策はどのような考え方か。
  (事務局回答)
 排水機場については、地震後の緊急復旧期に雨が降った際に被害が生じないよう対策を行う。
  (委員質問)
 東日本大震災の時に海岸堤防が津波で流出したような現象は水閘門には起こらないのか。また、水閘門は耐震化することによって沈下しないのか。
  (事務局回答)
 東日本大震災の際には堤防が津波で洗掘されて流出したが、水閘門等の施設については杭で支持しているので、洗掘による流出は想定しておらず、また、基本的には沈下はないと考えている。
  (委員質問)
 高潮と津波の同時生起は考えていないのか。また、河川堤防だけでなく海岸堤防の対策も必要ではないか。
  (事務局回答)
 高潮も津波も発生確率がかなり低いため、同時生起は対象としない。また、海岸堤防は、河川堤防と整合した形で対策工事を行っていく。
6. 閉  会
(了)