第34回 愛知県河川整備計画流域委員会 議事要旨
<庄内川上流圏域B>
日時:
平成22年3月12日(金)13時30分〜15時10分
場所:
桜華会館(4階:松の間)


1. 開  会
2. 主催者挨拶
3. 委員長挨拶
4. 議  題
(1)規定の改正について
事務局よりカメラ撮影等に関する「公開の規定」の改正案が提示され、了承された。
(2)庄内上流圏域(第3回)
1)計画規模の考え方について
(委員質問)
  河川の計画規模は、国が管理する庄内川区間を考慮して決まっているのか。
  (事務局回答)
  愛知県が管理する河川の計画規模は、同じ考え方決めている。国が管理する庄内川区間は、県が管理する河川よりも高い計画規模で整備を行っている。
(委員質問)
  1/100の雨が降ったときは、目標の確率規模が小さいところでは破堤などが生じるのか。
(委員回答)
  確率規模以上の洪水は流れないため、超過分については流域で氾濫することになる。
2)ため池について
(委員質問)
  ため池の治水効果をどのように計画に見込んでいるのか。
  (事務局回答)
  上流で降った雨がため池に貯まり、余水吐きを通して下流部へ流れていく、という計算で洪水調節効果をみている。
  (委員意見)
  ため池の余水吐きを嵩上げしたり形状を変えたりすると、危険性が増す可能性もあるので、管理者とよく相談していただきたい。
  (事務局回答)
  管理者とよく協議を行い、農業利用に支障のない範囲で余水吐きを改良するなど、洪水調節できる分を考えていきたい。
  (委員意見)
  ため池の余水吐き改良時には、生態系に対する配慮が必要である。
3)八田川の改修について
(委員質問)
  八田川下流の改修については、余裕高をパラペットで施工をすることになっているが、景観上問題がある。また、今後30年間の整備としてパラペットだけでいいのか。
  (事務局回答)
  パラペットの高さとしては最大でも80cm程度である。
  整備計画期間中に将来どのような整備が望ましいかを地元と一緒に考え、すぐにでもやるべきだということになれば、整備計画を変更して位置づけることを考えている。
  4)地蔵川の改修について
(委員質問)
  地蔵川は、ボックスカルバートの部分だけを拡幅するということか。また、ボックスカルバートの下はどういった勾配になるのか。
  (事務局回答)
  未改修部分の断面は、東名高速道路の管理者や、埋設されている上水道の管理者名古屋市と協議を行わないと具体的には決まらない。上流部については堤防満杯で確率1/5相当の流量が流下できるので、その流量を流せる断面を考えている。
  5)親水・景観、水質について
(委員意見)
  圏域には、自然景観が独特な所があるので、景観の整備をやっていただければありがたい。
  水野川の支流では、産業廃棄物がどんどん増えている。法に則った指導をしていただきたい。
  (事務局回答)
  支流は、愛知県で管理していないため、水質や景観に対する整備、産業廃棄物等の話については、地元の瀬戸市と相談しながら進めていきたい。
  6)堤防の整備・管理について
(委員意見)
  生き物の棲みかを確保するため、草刈りを虎刈り状にやっていくような指導をしていただきたい。
  八田川、内津川、生地川など、堤防の階段形状について緩勾配にするなど検討していただきたい。
  (事務局回答)
  草刈りについては、いろいろな意見を聞きながら、今後の検討課題としたい。
  堤防の階段形状については、地元の方とよく話し合って、必要であれば整備するなどの対応を考えたい。
  7)内津川の改修について
(委員質問)
  内津川の河口から1km地点の旧河道は、遊水機能を残すのか。
  内津川の分派部は、ほとんど本川の方に水が流れていない。両方とも一定の流量を確保し、川らしさを創出することが必要なのではないか。
  内津川の上流部で現在工事を行っているが、2割勾配の法面になっている。多自然を考慮して5分勾配でやる考えはなかったのか。
(事務局回答)
  内津川の下流は、春日井市の区画整理に合わせたビオトープ的な整備も考えられているため、春日井市と協力しながら整備方法を考えていきたい。
  内津川の分派部は、普段の水が両方に流れるように、今後も工夫していきたい。
  今後上流を改修する際は、最近の多自然の考え方も踏まえて検討していきたい。
  8)生物調査について
(委員質問)
  矢田川の環境基準はDで満足しているとあるが、D類型は魚が棲めるような状況ではないので、表現を変えた方がよい。
  それぞれの川について、どういう生物が棲んでいるかということは把握しているのか。
(事務局回答)
  河川に生息する生物については、水辺の国勢調査や各市町村で調べたデータ、河川管理者が調べたデータを整理している。ただし、底生生物については調べていない。
(委員意見)
  ベースとなるデータはできるだけ収集していただきたい。
  9)アンケートについて
(委員意見)
  アンケートの基本理念について、「人と人をむすぶ」というよりも、「人と自然とが共生する」など環境や自然という表現があった方がよい。
(事務局回答)
  基本理念については、再度考える。
(委員意見)
  ポテンシャル」という言葉を「潜在性」や「可能性」という表現にした方がよい。
  10)地域防災について
(委員意見)
  地域の防災力を向上するためには、川への関心を高めることも重要である。そのため、関心を高める手法を十分に検討していただきたい。
 
5. 閉  会
(了)

           
第35回 愛知県河川整備計画流域委員会 議事要旨
<庄内川上流圏域B 補足>
日時:
平成22年3月18日(木)13時30分〜15時05分
場所:
豊橋商工会議所 9階 大ホール


   
●庄内川上流圏域の基本理念
(委員長挨拶)
  前回の庄内川上流圏域流域委員会に関して、1号委員を対象として1件意見の伺いを行う。
(事務局説明)
   第3回庄内川上流圏域流域委員会において、河川整備の基本理念について、「安全・安心で、人と人をむすぶ、親しまれる川づくり」を提案したが、自然環境の要素が反映されていないので、再度検討するようにとの御意見をいただいた。
   基本理念として「安全・安心で自然を育み人をむすぶ川づくり」、その説明として「洪水に対して安全、安心であるとともに、河川の良好な自然環境を地域と共に育み、川と人、人と人をむすぶ川づくりを目指します」とした。事前に4名の2号委員の御意見を伺い了解という御回答を得ている。
(委員長まとめ)
特に御意見はなく、事務局案を了承とする。
(了)